リスク資産と非リスク資産、逆じゃね?
数年前まで、投資アレルギーだった私が、
投資の魅力に取り憑かれるのだから、不思議なものだ。
預けてるお金が、減る可能性があるなど、到底受け入れられない。
投資する人の理解ができなかった。
元本補償で充分。
投資なんて甘い話に乗っかるやつは必ず結果的に損をする。
そう思っていた。
ただそれは、理解、知識が足りなかっただけだと思い知る。
やはり無知って怖い。
立憲民主党支持者や、ゼロコロナ、
無知から来る思考というものには恐ろしささえ感じる。
私は三菱UFJ銀行に1000万以上普通預金している。
三菱UFJ銀行株も買っている。
ふと思う。
この1000万、三菱UFJ銀行株に投資した方が良いのでは、と。
そりゃ元本補償という名の普通預金の魅力は分かる。
損をしたくない、保守的な日本人の投資方法として、
元本補償は今後も投資よりも勝り続けるだろう。
株が暴落したらどうするんだ!
そんな昔の自分の声が聞こえる。
買い増しナンピンすりゃいいじゃない。
三菱UFJ銀行株が紙くずになる頃には、
普通預金もタダでは済まないだろう。
どちらも日本沈没レベルの出来事の前では、無力なのだ。
なら株買っちゃえよ。
ということは、
株式投資とは、銀行にお金を預けることとイコールなのだと。
しかも預け先は、リアル銀行でなくても良いわけだ。
ANA銀行に預けるつもりでANA株を買い、
任天堂銀行に預けるつもりで、株を買い、
マツモトキヨシ銀行に預けるつもりで、株を買う。
下手すりゃキャピタルゲインも、優待も貰えちまう。
もう少しリスク資産を多くしても良いのではないか。
そんなふうに感じる。
円しか持たないやつにとって、為替リスクなんて関係なし、
株の暴落なんて関係なし。
実際は円の価値は常に動いてるし、機会損失もしておる。
でも関係なし。
なぜか。
知らず知らずのうちに、円のバイ&ホールドをしてるから。
それって、株やってるやつにも言えることで、
暴落が怖いなら、死んだふり。
いちいち暴落を恐れてないで、買ったら離さなきゃいいだけ。
しかも暴落時買い増しもできるんだから、
あれ、リスク資産って円のこと?
株の方が非リスク資産なのでは?
常識を疑ってやつよ。
リスク=株。ノーリスク=円。本当に?
円(だけ)を持つのって相当なリスクじゃね?