30代後半。

ようやく。

ようやく資産が2億円に到達。

この2億円の価値とは何か。

そりゃ一生懸命働いたさ。

幼少期から思い出しても、

我ながらリアリスト、堅実だったと思う。

ずっと真面目に勉強し、ずっと真面目に働いて、

ずっと真面目に嫌なことを我慢してきた。

そのご褒美が2億円なんだと思う。

資産家からすればたかが2億円。

貧乏人からすれば夢のような金額。

でも自分からすれば、

妥当というか、

今まで人1番頑張ってきたし、

それなりに真面目に生きてきた。

嫌なことも辛いことも沢山あった。

それでも我慢して努力して汗水垂らしてもがいて苦しんで涙して挫折して。

ようやくたどり着いた通過地点。

そりゃ資産1000万の貧乏怠慢セミリタイアの人を嘲笑いたくなるよ。

お前らの住む世界とは違うんだよ。

お前らの来るべき世界じゃないんだよ。

本気でそう思う。

だって人生30数年の生き方が違うんだから。

同じゴールならズッコケるわ。

そりゃそうだろ？

考え方によっては、

こちらは人生数十年棒に振ってんねん。

いろんな誘惑、

いろんな妥協、

いろんなものから耐え忍んできたんだ。

自分の30数年の人生の価値が2億円だったんだ。

だからご褒美タイムが俺には待っている。

頑張ったものだけが、山頂で休憩できるんだ。

お前らはまだ5合目か？2合目か？

それとももう下山したのか？

そんな奴らが、

この頂の爽快感、達成感を味わえるはずもない。その権利もない。

これからは少しずつ自分に優しく生きよう。

これが頂に到達したものだけに与えられる特権だから。