貧乏セミリタイアとは後半開始早々ボール回しに徹するサッカーである。
貧乏人がセミリタイアをして、
節約、倹約、質素な暮らしをして寿命まで生きる姿って、
後半開始早々ボール回しに徹するサッカーと一緒だよね、って思う。
前半を1対0で折り返す。
(人生の折り返し40歳で僅かな資産を築く。)
後半の戦い方はどうすべきか。
あなたならどうする。
もう一点二点取りに行くか、
それとも守りを固めるか。
一般的なサッカーだと、2点差、3点差で後半残り15分くらいなら、
DFを投入して逃げ切ろうとするかもしれない。
どうだい?
今まで1対0で、後半開始早々、
自陣でボール回しをして時間稼ぎをするサッカーを見たことがあるかい?
ルール上は問題ないし、もしかするとそれで逃げ切れるかもしれない。
でもそんなサッカー魅力あるかい?
たかだか資産1000万で40歳でセミリタイアしようとしてる人は、
まさにそんなサッカーに見えるのだ。
いや、逃げ切り計算早くない?
もう一点取りに行って、もうちょっと楽な展開になってからやらない?
「そんなサッカーしていて、楽しい?」
資産1000万でセミリタイア、可能かもしれんけど、
「そんな人生、楽しい?」
いや、サッカー(人生)なんて、つまらない。勝てばいい(寿命まで生きれればいい)のさ。
そう思ってるのなら、構わない。
そんなサッカー(人生)やってはダメってルールはないから。
でもさ、だったらサッカー(人生)やめたら?
どうせなら自分が面白いと思うスポーツ(人生)やったら?
つまらないと思いながらやる後半45分(残りの人生)、時間の無駄じゃない?
まるで死ぬために人生を棒に振るう、みたいな。
死ぬのを待つ(レフリーの笛が鳴るのを待つ)だけの人生(サッカー)みたいな。
お前らはせいぜい後半ロスタイムに入ってからボール回し(セミリタイア)やれって。
FIREってのは、前半10対0で後半開始早々メッシを温存する、
みたいな王者のやるサッカー(人生)なのよ。
お前らはせいぜいロスタイムに入ってからやるか、
あるいは、
勝ち負けを気にせず、
人生(サッカー)を楽しんで、
試合後にビール飲みながら、
人生(サッカー)の思い出話でもしてろって。
後半開始早々ボール回しに徹し、1対0でギリギリ逃げ切る人生と、
3対6で負けて、でも楽しかったな、って思う人生と、
どっちが豊かですかね。
いや、
どっちの人生の方が勝ちだと思います?
私は3対6で負けて、でも全力で、仲間と楽しく遊んだサッカーこそ、
生きる「意味」だと思う。
お金が全てではないし、
お金がたくさんあれば勝者であると言いたいわけではない。
人生やりたいこと楽しいことにはお金がかかるのですよ。
人生の勝利には大金が必要なのではない。
だが、質素倹約節約節約してなんとか人生逃げ切れる人生には勝利はこない。
ある程度余裕のある資産があって、初めて人生を豊かにできるのである。
生活するので精一杯の人生では、サッカーやる以前に、ユニフォームが買えないってレベルなのよ。
私はサッカーの勉強をして、努力して努力して努力をして、
ユニフォームやシューズを揃え、
前半10対0で折り返した後は、
勝ち負けに拘らず、
ただひたすらサッカー少年のように、サッカーを楽しみ、
それでいて、20対5で勝っちゃう人生を選ぶけどね。
そんな俺が、1対0、後半ボール回しサッカーを見たら、
鼻で笑うわ。
せいぜい前半10対0で勝てるくらい(最低資産5000万)サッカーが上手くなってから、
出直してこい。