「節約！節約！節約！」

節約して貧乏セミリタイア。

「子供1人育てるのに3000万！俺は独身貴族！」

結婚せず一生独身。

いずれも、人生なんのイベントも発生することなく、終了。

ただただ、人生が終わるのを待つだけの人生。

厳密には、節約してもゲームしてそれなりに楽しんでるぜ俺、って人も、

子供なんてどんなふうに育つか分からんし、って人もいるだろう。

それも含めて、

「何も起きない人生」

あと残されてるイベントは「死」くらいか。

ふーん。

何が楽しいんだか。

結婚してる人ってマウントとりたがると言うが、

実際こんな素敵な人生が待ってるとは、思っていなかったよ。

結婚して喜怒哀楽を共にする人生唯一の伴侶。

どんなものにも代え難い宝物である子供。

親と会う口実も増え、親孝行もしやすくなった。

こんなクソみたいな世の中で、子供の無邪気な笑顔を見るだけで癒される。

この子のために仕事も頑張ろうと思える。

人生2周目と言うが、私の記憶にはもうすでにないアンパンマンの偉大さを認識したり、

子供がいなければ目にも留まらなかったどころか、

世の中の仕組みや施設を初めて知り、子育ての苦労を知り、

多角的に物事を見れるようになる。

自身の成長にも繋がるのだ。

これはマウントではない、確かな成長なのだ。

だから独身貴族で、全てが自分の為だけに生きる人生のしょぼさを実感する。

それは独身を軽蔑してるのではない。

どんな人にも独身時代があるから、過去の自分にも言えることなのだ。

もっと広い視野で見れば、子供がたくさん産まれれば、

少子化問題も解決。年金、経済問題も解決。

地方の過疎化も解決。国防にもなる。

自分の為、子供の為、日本の為、

みんな子供産もうぜ。

絶対後悔させないから。

嫁ガチャだけは間違えるなよ！