50歳でFIREを目指すアラフォーパパ

今は資産2億でセミリタイア中

真っ暗な世界と真っ白な世界②

想像してみてほしい。




あたり一面真っ白な世界。


右も左も上も下も。




その白さは、


光なのか、白なのか、透明なのか、無なのか、すら分からない。




真っ白な世界、真っ白なキャンバス。


あなたはそこに何を描きますか。







いくらでも描く時間も、描くお金もある。


でも何を書いて良いのかわからない。




描くということすら分からない。


だって何十年も仕事しかしてこなかったから。




何を描いて良いかも分からない。


だって、真っ白な世界に行くことが目的だったから。


真っ白な世界に何か描くなんて、考えてもいなかった。







どなたかのブログで、リタイアしてやりたかった100のことを、


一つずつ実現していくブログがあった。


そのブログを読破して思ったこと。




『それ、リタイアしないとできないことなのか?」




例えば、

漫画を全巻読破、とか

フルマラソンに出る、とか

ジム通い、とか

家庭菜園、とか

料理教室に通う、とか

資格をとる、とか

人間ドックに行く、とか




本当にリタイアしないとできないことがあるとすれば、

長期で時間を拘束される旅行くらいじゃないだろうか。




結局、自分は何かしたかったわけじゃなく、

ただただ会社に行きたくなかっただけだったんだと。


仕事自体が嫌いだったわけじゃなかったと、

結局何らかの仕事をする羽目になるんじゃないのかな。


だって、仕事って、人生最大の暇潰しだと思うから。






自分でも分かってる。


今の人間関係を全て無かったことにできたら、どんだけ楽なことか。


でも過去は消せないから、どこか遠くの世界に行ってしまえばい、

その人間関係は希釈されると思うから。





逃避。





その真っ白な世界に何も描けなくても良い。


その世界に新たな価値を見出せなくても良い。




どうせ自分は社会不適合者だから。


自分に何の価値も無いので知ってるから。


生きる意味とか、やりがいとか、充実感とか。


そんなもの求められるほど前向きじゃない。






無価値で無意味で、


でも無音で無風で無味無臭な世界に行きたくなる。





リタイア後は暇で結構。


もう疲れたんだ。

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