老後の生活費と貧乏セミリタイア
老後の生活費
あなたの周りにのお年寄り、どんな生活してますか?
もちろん年金生活で、あまり贅沢できないというのはあるのでしょうが、
実に質素。
毎日外食して、友達と会って、頻繁に旅行して、、、
なんてお年寄りいません。
みんな口ぐちにいう言う
「年取ったら楽しいことなんてない。若いうちよ」
気力も体力も落ちるのだ。
人生の新鮮味も無くなり、刺激がなく、
体のどこかしらも病を患い、
それでもそれなりに生きてる。
老後の生活費の試算をどれくらいで設定してますか?
私は長生きリスクや嫁子供へ残す遺産も含めると、
月に40万〜70万を想定してる。
まあおそらくこんなに使わないだろうと思いながら、
元気なら、旅行も行きたいし、
病気の治療にかかる費用もピンキリだし、
子供が将来どこでどんな生活するかによっても急な出費を余儀なくなれるかもしれないし、
現実的には月に40万くらいかな、と思いながら、
まあ多く見積もっても70万くらいだろうと言う漠然とした設定。
老後を60〜90歳と想定すると、
40万×12ヶ月×30年間=14400万
70万×12ヶ月×30年間=25200万
まあ独身なら、その半分、
7000万〜13000万くらいあれば充分か。
年金で半分賄うとして、
60歳までに4000万〜8000万
これくらいが常識的に考えて「普通」の暮らしをしていけるレベルだろ。
これ以下は貧乏アフリカ難民キャンプ生活だ。
家からあまり出ず、日本人が日本で暮らすには、
実に貧しい生活を強いられることを覚悟しなきゃいけない。
独身だと、子供の成長という人生2週目の新鮮なイベントもなく、
酒と女とギャンブルと、もう惰性でやってるんじゃないかと言う遊びも刺激がなく、
歳をとって動体視力も手足の感覚も衰えた状態で、ゲームを楽しめるわけもなく、
Netflixで観たい映画やドラマももはやなく、
なんのために生きてるのかわからない、
そんな独身貧乏アフリカ難民キャンプ生活を送りたいのであれば、
これ以下の資産で老後生活に突入すれば良い。
どう考えても資産1000〜2000万でのセミリタイアなど、
生きる楽しみを犠牲にしてまで、会社を辞めたかった男の悲しい人生の結末。
酷な言い方すれば
「植物状態セミリタイア人間」
良識ある諸君、
よく見る貧乏セミリタイアブロガーやYouTuberのマネなんかしちゃいかんよ!
人生ってこうやってプランニングし、実行していくものなんだ。
会社辞めたいとかそんな安易な理由で、植物状態を選ぶもんじゃない。
人間は能動的に生きてこそ、セミリタイア後の人生は素晴らしいものとなる。