50歳でFIREを目指すアラフォーパパ

今は資産2億でセミリタイア中

独立のススメ と 絶対にやめた方がいいビジネス

『あなた、明日から会社辞めなさい、独立してビジネス始めなさい』


そう言われたら、どうしますか?





今までと同業種で起業しますか?


ウーバーイーツ始めますか?


投資で不労所得目指しますか?


資格の勉強始めますか?


違う会社に面接行きますか?


ニートになりますか?






私は独立して年収が数倍になった身からすると、

独立はおすすめするのですが、それは私の業界が独立に「適している」から。





個人の能力はもちろん必要なんですが、

そもそも、業界的に斜陽産業だったり、独立すべき業種でないケースもあります。




おそらく大学出て、数年社会人をやってる人間が、

他業種で独立するにはあまりにもハードルが高すぎるので、

現実的に社会人が独立するなら、同業種になると思われますし、

あるいは遠回りして資格取ったり独学で勉強して他業種に攻め込むことになるでしょう。




なので社会人の方に独立を勧めるなら、同業種か、

独立に不向きな業種なら、そのまま社畜でいる選択もありだと思います。





今回は、大学生やまだ若者が、これからどの業種で働こうか悩んでいる段階で、

お勧めする業種を探すポイントをお伝えします。




独立向きの業種に就職すれば、

独立してもいいし、社畜のままでもいいですから、将来的に選択の幅が広まります。




独立に適してる職業のポイントは以下の4点。


①利益率が高い業種(できれば20%以上)


②家賃と人件費のかからないビジネス


③原価率の低い商売


④参入障壁の高い業種




①利益率の高い業種


コロナショックなどの極端なリスクも、独立をしたら想定しておかなければなりません。


売上が10%、20%落ちても耐えられる業界でなくてはなりません。


ここで脱落する代表的な業界は小売業。利益率5%とかの世界。


絶対にやってはいけないビジネスのひとつ。


つまり、物を売る商売。


薄利多売的なビジネスは、個人では儲けるのが難しい。


在庫リスクもある。


雑貨屋とか、アパレル。


「セレクトショップを開くのが夢なんです。」


を見るのは、夢が醒めてからにしろ。



これが強いのが、サービス業。


サービス。この目に見えない物こそ、人からお金をいただくにもってこいのものはない。


なんせ、目に見えない。定価がない。玉石混交。比較がしづらい。差別化しやすい。


分類がサービス業でなくともよい。


物にサービスという付加価値を乗っければ、サービス業だ。


儲けはここにある。知恵を出すんだ。




②家賃と人件費のかからないビジネス


とにかく利益を圧縮する2大要素。


どの業界にも結構共通して抱える経費、家賃と人件費。


固定費ともいう。


ここをいかに抑えられるかが全ビジネス共通の課題。


どんなに売上があっても、どんなに売上がなくても、必然的に払わなければいけないお金。


しかもその額が収入の半分かそれ以上。


ここで脱落するビジネスが飲食店。


とにかく人の集まる立地つまり家賃の高い物件を借りなければ基本的に儲けづらい。


そして、キャパの問題で、客を呼び込みたければ、


大きな物件つまり家賃の高い物件を借りなければいけない。


小さく開業すれば小さくしか儲けられないし。


そして飲食店の命であるマンパワー。人を雇って成り立つ商売。


コロナ禍以降、在宅ワークがビジネスモデルとして成立すれば、

オンライン等でできるビジネスを始めるのもいいだろう。




③原価率の低い商売。


自分の腕一つで成り立つ商売。技術やノウハウ、プログラミングなど。


美容院の優れている点はここ。

ハサミとカット技術、コミュニケーションスキルさえあれば、開業はできる。

ただライバルが多いが。


ここで脱落する商売はセドリ。

物を売る商売と共通しているが、

原価つまりその商売は、単に安く買って高く売るというビジネスモデルなら辞めた方がいい。

物にいかに付加価値やサービスを乗っけるか。

これがビジネスの基本であり、それをしやすい業界としにくい業界があることは知っておくべきだ。




④参入障壁の高い業種


誰でもできる。明日からでもできる業種。


参入障壁って色々あって、法律的に限られた人間しかできない業種や、


あまりに高度な技術や専門的知識が必要な業種。


最も独立(就職先に選ぶ)に適した業界を一つ挙げるならコレ。参入障壁。


ここでまず業種を絞り込んでいくと良い。


この業界に入りさえすれば、独立しなくとも、食いっぱぐれることはまずない。


そしてチャンスと勇気と資金があれば独立すれば良い。


文字通り、参入障壁が高いが。入ってこれんなら入ってみろよ、ってやつ。




これからの時代、プログラミング等の知識があって独立すれば、


儲かるかどうかは個人の能力次第としても、


リスクは相当少ないのでオススメですね。


家賃や人件費などの固定費がかからないというのは、相当な強みですよ。


知識という意味では参入障壁やや高そうですし、


在宅でできるので、自宅すら経費になるというウルトラCまである。


やはりこれからはネットビジネスやね。





いいか若者よ。よく聞け。


飲食店だけはやってはいけない。


家賃はかかる、人件費はかかる、食品というモノを売る商売、

食品には仕入れ原価だけじゃなく、賞味期限まである。

雑貨と違い一定期間内に売り切らなければいけない。

そして誰でも参入できる。ライバルが多すぎる。

野球しかやってこなかった脳筋元プロ野球選手ですらできる。

そして料理は模擬しやすい。流行り廃りがある。食中毒のリスクがある。


絶対に。絶対に飲食店だけはやってはいけない。

絶対に。


その中でも、私が思う、全業種間で最もしてはいけないビジネスとは。






『ケーキ屋』






賞味期限1日。その日に売らなければいけない。


ケーキ1個300円、薄利多売ならぬ、薄利少売。駅前立地。

下積み修行と言う名の安月給重労働。砂糖などの原材料費の高騰化。

人件費の高騰化。やや参入障壁の低さ。品揃えと廃棄の表裏一体。

天候やイベントなどに大きく左右されるので、売上が見込みづらい。

コンビニスイーツの台頭。他店との差別化のしづらさ。

大口の少なさ。客単価の上乗せの難しさ。食中毒リスク。

ネット通販のしづらさ。開店時間の長さ。


これら全てを乗り越えなければいけない。


無理だ。この業界で儲けるのは無理だ。




イケメンで、

フランスの菓子店で修行した肩書きと、

なんかのコンクールで受賞した箔と

なんかのメディアに取り上げられた話題性があれば、

ワンチャンいけなくもないが、


その努力と運と、美貌があるのなら、

他の業種でやっても容易く成功できるだろう。



飲食店は辞めなさい。









ちなみに私の職業は、


利益率30%以上、


家賃と人件費はそれなり、


原価率は30%以下、


参入障壁はめちゃめちゃ高い、


です。

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