人間って歳をとるにつれて、

気力体力は衰えて行く。

お金はあっても、

何をやってもそんなに目を輝けるものが無くなってくる。

自分の人生に飽きてくるのだ。

だから孫にお年玉を嬉しそうにあげるのは、

自分のお金の投資先を見出せているから。

孫が喜ぶ顔を見れる。

こんな幸せはない。生き甲斐だ。お年玉なんて喜んでくれてやろう。

他に無いのだ、人生の意味が。

意味を感じることができない、不感症。

だからどんなに金を持ってる人でもこう言う

「リタイアしてもやりたいことないから仕事してる」

つくづく思うのは、

仕事って、時間潰し暇潰しには、格好の作業なのだ。

仕事が楽しいからとか、そんなんじゃない。

仕事して人と交わって、なんとなく社会の中での自分の存在価値を感じ、お金をもらう。

お金もらうことが目的でも、お金をもっと稼いで豊かに生活するのが目的でもない。

大してやりたいこともないから、暇つぶしに仕事して、その達成感で晩酌して寝る。

もうそれで満足なのだ。

歳をとるにつれて、悠々自適、のんびり静かに生活することを望むようになる。

昔みたいに、夜も街に出て、酒と女と友情と、非日常空間の興奮を味わいたいと思うのは、

若いうちだけ。

田舎で庭仕事、温泉入ってボーとする。

お金使いませんよ。

あなたが思ってるほど、歳をとったらお金使いません。

子供孫いなければ、特にそう。

金が余りすぎて、寿命を悟った時に慌てて寄付するのが関の山。

だったら仕事はほどほどに、可能ならアーリーリタイアしすれば良い。

リタイアしてもやりたいこともその気力体力もないから仕事する。

矛盾してるようだけど、それが現実。

お金はいらない、お金のためではない、仕事するために生きてるわけじゃない、

でも仕事する。最高の時間潰しだから。ただそれだけ。

だったらさ、

本当に好きなことを仕事にしようぜ。

どうせ他にやりたいこともない。

どうせ暇潰しに仕事するなら、好きなことしちゃいなよ。

お金もらえて、

人と交れて、

自分の存在価値を感じれて、

人に感謝されて、

楽しくて時間があっという間に過ぎる、

暇も潰せる。

こんな幸せあるか。

セミリタイアしたら、仕事しよう！

そんなに稼げなくても良い。

やりたいこと、好きなことをビジネスに繋げる。

考えるだけでもワクワクする。